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大手旅行5社トップと初会合 全旅連が意見交換会企画(3) 農協観光大野常務・KNT―CT田ヶ原常務/意見交換
地方分散は覚悟 KNT―CT・田ヶ原常務 KNT―CTホールディングスの田ヶ原常務は「2018年、クラブツーリズムの訪日旅行で最も伸びたのは天橋立など京都府北部です。白川郷、昇龍道も堅調です」と、訪日客の地方分散に手ごたえを感じている...

大手旅行5社トップと初会合 全旅連が意見交換会企画(2) JTB髙橋社長・日本旅行堀坂社長・東武トップ坂巻社長/意見交換
全旅連の多田会長をはじめ副会長や幹部らと、大手旅行5社のトップが初めて膝を突き合わせ、観光立国の推進や中小宿泊施設の送客について意見を交わした。意見交換の要旨をまとめた。 ○ リピーターの地方分散 JTB・髙橋社長 JTB...

大手旅行5社トップと初会合 全旅連が意見交換会企画(1) テーマは「観光立国の推進」
国内最大の宿泊施設団体、全旅連(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、1万6千軒、多田計介会長=石川県和倉温泉・ゆけむりの宿美湾荘)は7月17日、東京・平河町の全国旅館会館にJTBなど大手旅行会社5社のトップを招き、観光立国推進に向けた情報...

島の観光会議 島根県隠岐・海士町で開催(3) これからの“観光の役割”とは
DMOは地域循環こそ目的 顧客と関係性深める人材を 次に、DMOについて青山さんは「地方のDMOに求める役割を教えてほしい」と尋ねた。 山田さんは、DMOを語る上で組織論に終始しないよう促し「観光客を呼び込むことが目的ではなく、...

島の観光会議 島根県隠岐・海士町で開催(2) 山田桂一郎氏講演とパネルディスカッション
「宿泊産業は過渡期」 新事業立ち上げる人へ支援を 山田さんは自身が住むツェルマットを例に「隠岐よりはるかに不便。だから日帰り客はいらない。モノ、コト、メシで楽しいトキを過ごしてもらう。地元にあるものは徹底的に使い、地域にキャッシュフロ...

島の観光会議 島根県隠岐・海士町で開催(1) 田端観光庁長官が講演
島根県隠岐の海士町で7月7日、観光庁の田端浩長官らを招いた「島の観光会議〜地域における、これからの観光の役割とは〜」が開かれた。若い移住者が増え、地域づくりで先進地として知られる海士町。会議は、観光を基軸にしたさらなる町の活性化、隠岐全体に...

人を支え価値を生む 全旅が定時株主総会
全旅の第46期定時株主総会が6月25日、東京・浜松町の東京會舘で開かれた。役員改選では、中間幹夫社長を再任。「人への支えの創造から、価値を生む会社」を表した新しいコーポレートロゴを発表し、3期目となる中間体制がスタートした。 新ロゴで...

旅行業プラス・ワン 全旅・中間社長3期目の決意(2) 5600社の価値創造
地域貢献で生き残り策 こうした会員の収益につながる施策を次々に打ち出してきたが、旅の原点に中間社長は思いを馳せる。 「人と人とが介することこそが旅。我々の経験値は、お客さんにお返しできるものが必ずあるはず。ともすればお山の大将に...

旅行業プラス・ワン 全旅・中間社長3期目の決意(1) 会員向け施策など奏功
「会員の立場になって何ができて、何をすべきなのか」−。全旅の中間幹夫社長が社長に就いてからの2期4年は、その追求だった。会員旅行会社との距離を縮め、接する機会を増やそうと営業部を立ち上げたのが2年前。そこで得た生の声を施策に生かし、連帯保証...

「観光維新」で諸課題に正対 全旅連全国大会in茨城に1千人参加(2) 青年部50周年式典も開催
「世界をリードできるおもてなし産業」へ OBからも激励の声 全国大会終了後に行われた青年部創立50周年記念式典では、第24代の鈴木治彦部長をはじめ、あいさつが続いた。 鈴木部長は「青年部が産声を上げて50周年の節目です。諸先輩方...