コラム

日本のサービス収支 外資系への流出が赤字生む
前回、日本のインバウンド市場成長の根拠として、コロナ禍前2019年の訪日外国人旅行者数3188万人の達成よりも、旅行収支を2012年▲1兆69億円から10年後の2022年には1兆4303億円の黒字にまで大きく転換させたことを指摘するとともに...

「世界に誇る里山の温泉地」目指す 熊本県南小国町/ふもと旅館・漣祐子さん
北海道・湯宿だいいちの長谷川志乃さんよりバトンを受け取りました。黒川温泉・ふもと旅館の漣祐子と申します。生まれ育ったこの土地で4人の子どもたちを育てながら、家族とともに旅館業に携わっております。 雄大な熊本阿蘇の奥座敷に位置する里山の...

孫へのお年玉は110万円を
新年あけましておめでとうございます。 新年早々恐縮ですが、祖父母の皆さん、お孫さんにお年玉として110万円を差し上げましたか?まさか1万円なんてことはないですよね。贈与税の基礎控除が110万円。つまり110万円のお年玉は非課税です。 ...

講釈師が語る荒川十太夫その四 松平の殿様に平身低頭する十太夫
「お磯」「はい」「こちらに来てくれぬか?」「何か御用事で」「いや、その、いや何でもない、訳でもないが、そうでもないない」「何を仰っておられます?」「いや、何だ、その、はぁ…」「貴方様。ため息は命を削る鉋かなと申します。悩みの半分をこの磯にも...

防災介助士の学び
週末をテレビの前でのんびり過ごしていると突然、津波注意報の速報でした。 太平洋岸の広い範囲に津波注意報が出ているが、どこで揺れた? 何が起きた? そんなことを考えていると日本時間の2日午後11時37分ごろフィリピン付近を震源とするマグ...

空前絶後の宿泊施設「鵜の岬」
1989(平成元年)年度から2022(令和4年)年度まで34年間、全国国民宿舎の定員利用率第1位の記録を続けているのが茨城県立「鵜の岬」である。 97年に新館を建設して58室、204人定員の規模になったのだが、施設が古い時代から利用率...

和食を考える 「おせち」は究極の健康食
日ごと寒さが厳しくなり、朝の空気は凛としていて、温泉の湯けむりが立ち上がる様子は一層味わい深くなってきました。温泉地としては、温泉の醍醐味をもっとも味わいやすい季節でありがたいことです。 テレビで雪景色を見ながら、車のタイヤをスタッド...

フライ&クルーズの時代
マイアミで生まれた現代クルーズが、巨大な観光産業に成長した理由の一つに飛行機との連携がありました。 かつて大西洋や太平洋には豪華客船とも呼ばれた大型定期船が就航していましたが、高速の飛行機との競争に敗れて姿を消しました。いわば客船の宿...

国内旅行シフト 地方には絶好のチャンス
日本政府が2022年秋に新型コロナ水際対策を大幅に緩和し、インバウンド個人旅行の受け入れを再開してから先月で一年が経ちました。 訪日外国人旅行者数は先月までの5カ月間連続で月間200万人以上を記録しています。10月は前年同月比で約5倍...

石垣島から嫁ぎ貴重な経験 北海道中標津町/湯宿だいいち・長谷川志乃さん
長野県伊那市のホテルWWJの菅沼暁美様よりバトンをお受けいたしました、北海道中標津町養老牛温泉・湯宿だいいちの長谷川志乃と申します。 私は、全旅連専務理事の亀岡氏よりご紹介をいただき2023年度より入会いたしました。 私の住んで...