コラム
気仙沼版DMO-地域一体を具現化した“強さ”
前回から引き続き、気仙沼版DMO(気仙沼観光推進機構)について解説します。 気仙沼版DMOの運営上の最大の強みは、市内の公的5組織(気仙沼市役所、気仙沼観光コンベンション協会、気仙沼商工会議所、本吉商工会、気仙沼地域戦略)が一つの経営...
「かはづ書屋公演『小さき夜』」 小劇団が論争劇で切り取る昭和文豪の世界
「かはづ書屋」という小さな劇団がお気に入りである。 僕は下北沢系の小劇団ムーブメントにはほとんど関心がない。彼らの無目的でただただ自己顕示欲だけが目立つパフォーマンスが苦手なのだ。 そんな中で異色の題材を見つけ、それを論争的な芝...
ゴージャスなビアガーデン ホテル・アゴーラリージェンシー堺
連日30度以上の暑さが続き、ビアガーデンが恋しくなる。ここ数年は様々なビアガーデンが登場。さらに楽しみを付加し、今また夏の風物詩となっている。 そのような中「感動的な夜を体験できるビアガーデン」をテーマに、豪快で上質なホテルメイドの料...
働き方改革で「考える」職場に 三重県鳥羽市/鳥羽ビューホテル花真珠・迫間優子さん
新潟県の穴澤さんよりバトンをもらいました、三重県・鳥羽ビューホテル花真珠の迫間優子です。 海女と真珠のふるさと鳥羽は全国で一番多く海女がおり、国内に約2千人いる海女のうち、500人以上が鳥羽に住んでいます。 鳥羽の地名については...
旅館の持ち込みゴミ問題-変わる消費者意識に対応
サッカーロシアW杯での日本の活躍は見事でしたね。そしてサポーターが観客席のゴミを持ち帰ることでも各国から感心されていました。よきことです。 しかし、旅館に目を向けると、どうでしょう。無断で持ち込んだドリンクの空き缶など大量のゴミを残し...
サッカーW杯に学ぶ“バリアのない”観戦
こんなにもサッカー好きな人が世の中にはいるのか?と感じながら、夜中の2時に目覚まし時計をセットし、テレビの前で正座しながら必死に声をからしている人を何人も知っています。残念ながら終了のホイッスル音を聞く寸前にGoal!の声が響く…。 ...
投資と返済-スピーディーと多角的な視点
梅雨時期に入ると、観光地も全体的には閑散期を迎えます。土日祝日は予約が詰まっても平日はガラガラ…という旅館ホテルも多いのではないでしょうか。この状態にこちら側が慣れてしまってはいけません。閑散期でさえもお客様が集まるような場所にするためには...
日本人の渡航先トップ20 中韓二強、欧米は減少
現時点におけるJNTO発表の出国日本人数の訪問先最新データは2016年のものである。その上位20カ国・地域について、21世紀最初の01年から3年ごとの数値を表にしてみた。 最下欄の出国日本人総数はすべて1600―1700万人台で、訪日...
急成長する中国のクルーズマーケット
昨年10月、再開した本コラムの第1回目に「中国から大挙押し寄せる大型クルーズ客船」として「中国のクルーズが急成長して、そのクルーズ人口が200万人を超えた」と紹介しました。 この6月に、長崎県のクルーズ需要予測調査にアドバイザーとして...
気仙沼版DMO-地域経営のロールモデルに
先月末(5月21日)、「気仙沼市の地域経営(マーケティングとブランディング)を学ぶ」と題し、現地で勉強会を開催したところ、北は北海道稚内、南は鹿児島県奄美大島から120人を超える参加者が集まり、事前の想像を超える規模の一大イベントとなりまし...