コラム

「和を以て尊しとなす」のおもてなしの心 中澤牧子さん/群馬県草津温泉・ホテルヴィレッジ
山形県展望露天の湯「有馬館」の須藤佳子様よりバトンをいただいた、群馬県草津温泉ホテルヴィレッジの中澤牧子と申します。JKKには2021年1月に入会いたしました。メーリングリストや会合などを通じて、全国に同じ喜び、同じ悩みを共有できるお仲間を...

宿泊客専用ラウンジ 施設の有効利用と付加価値を高める
新型コロナも「アフターコロナ」までの道のりはまだまだ先のようで、「ウイズコロナ」の時期に入ってきたようだ。まん延防止重点措置が解除され、京阪神の街はいつも同じ賑わいを取り戻しつつある。とはいえ、まだまだ扉を閉じているお店も多いことだが…。 ...

観光が日本の自給率を高める
旅行の県民割と地域ブロック割が5月まで続いています。ただ地域内需要はどうしても単価が低めで週末1泊型を招きやすく、全国型のGo Toのほうが交通機関にも波及効果も出て経済効果は高いのですが、7月の参議院選挙をにらみ、政権も風評リスクを想定し...

プロフェッショナル意識が足りない人
仕事に慣れてそつなくこなすことをプロフェッショナルだと思い込んでいる人がいます。私は、プロとは以下の十ヶ条を満たした人だと考えています。 素直になれる▽人の意見を正確に聞ける▽常に挑戦している▽最後までやり通せる▽信頼される▽笑顔で仕...

講釈師が語る一休さんの二十三 守山の古刹に「雷井戸」が残る
守山へ差し掛かった一休禅師、土地の者に話を聞けば、どうやら鬼のような形相の雷様が、度々雷を落として皆を困らせている話を聞き、これを戒めようと致しましたが、聞く耳を持ちません。一休禅師が「ならば致し方がない」と素早く腰にブラ下げた酒の入った瓢...

新たな事業創造 投資目線を踏まえ計画
新年度に入り、観光業界を代表する企業のトップからは、過去のビジネスモデルに捉われず新たな事業創造が必要であり、その実現がなければ未来はない、との決意発言が相次いでおり、コロナ禍の2年超は業界を大きく変えようとしている。 ただ、その発言...

サービス介助士取得者数20万人突破!
おかげさまで、私が所属しています公益財団法人 日本ケアフィット共育機構が認定・運営する資格「サービス介助士」が2022年2月、取得者数20万人を突破しました。 00年から始まった当初は、介護保険法が施行されたことで高齢者への福祉が注目...

「調理師の掌握」&「小旅館の企画商品」
前々回の主役・紀の国会館には見学研修客が絶えず、富士原支配人は地元新聞に「経営の神サン」と取り上げられ、86年、南紀大地にオープンした大規模年金保養基地「グリーンピア南紀」の常務理事総支配人に迎えられました。民間ホテル旅館を含めてもトップク...

施設改革 職場の環境改善が売上増に
ようやく「まん延防止等重点措置」も解除されていき、気候の良い今の時期、できれば集客に努めていきたいところです。 旅館の三本柱「施設」「料理」「サービス」どれが欠けてもいけませんが、自分の旅館の強みが何かを理解して、それをうまくアピール...

新造フェリーが続々 エコな船でクルーズ化進む
大型カーフェリーの新造船が続々と登場しています。2月の本コラムでは名門カーフェリーの「フェリーきょうと」を紹介しましたが、3月末にはその姉妹船「フェリーふくおか」が大阪南港―新門司間に就航しました。全長は195メートルで、瀬戸内マックスと呼...